ニシアフリカトカゲモドキ

ニシアフリカトカゲモドキの飼育方法を紹介!餌の種類や頻度は?

ニシアフ飼育方法

こんにちは、ユーレプタイルズです!

ニシアフリカトカゲモドキを飼いたいけれど

・どうやって飼えばいいかわからない!

・餌の種類や頻度に困ってます!

・ニシアフを飼う前に知識を付けておきたい!

という方に、今回は飼育方法についての説明をしたいと思います。

ちなみに前回の記事には生体を飼うまでにそろえておきたい飼育環境について書いているので、よければ参考にしてくださいね。

ニシアフリカトカゲモドキの飼育に必要な物品を紹介!オススメのケージや床材など!こんにちは、ユーレプタイルズです! 本日は『ニシアフリカトカゲモドキ』 の飼育について、必要物品の紹介と共に説明していこうと思いま...

 

ニシアフリカトカゲモドキとは

ニシアフリカトカゲモドキとは、西アフリカ沿岸に生息しているヤモリの一種です。

成体の全長はおおよそ20~25センチ程度、体表はさらさらでプニプニとした触感です。

性格は基本的には温厚です。

飼育にあたって、紫外線や照明の設置が不要で、補水も床に置いた水置きから飲んでくれるなど、さまざまな面で爬虫類飼育初心者におすすめの生体といえます。 

モルフ(いわゆる種類の事)も多く、自分好みの一匹を見つける事ができるでしょう。 

そしてどのモルフも顔が非常に可愛いです。 

ニシアフリカトカゲモドキ

私の家で飼っているニシアフリカトカゲモドキは、初めてショップで見た時に既に自切をしていた個体でした。 

(自切とは爬虫類が自ら尻尾などを切ってしまう事を指します) 

 

ペットショップの店員さん曰く、幼体時にケージからケージへ移し替えていた時の振動や、慣れない移動のストレスで自切してしまったのではないか、という事でした。 

自切をしている子は、ニシアフリカトカゲモドキの中でも特にストレスに弱いのだと思います。 

そのため現在でも、ケージの外から見る時間や、ハンドリングの時間をなるべく少なくするように注意しています。 

 

それでも、上記のような対応や、環境を整える事で、ストレスを最小限に抑える飼育ができます! 

ニシアフの飼育

 それでは早速ニシアフリカトカゲモドキの飼育方法を紹介していきましょう。 

ニシアフリカトカゲモドキは主に 

・コオロギ(特にヨーロッパイエコオロギがおすすめ) 

・デュビア 

・レオパゲル 

・ミルワーム 

・ピンクマウス 

などを食べることが出来ます。 

餌を与える間隔は、ベビーだと毎日、成体であれば週に1~2回で十分です。 

 ニシアフリカトカゲモドキがピンセットから直接餌を食べてくれる様子は、本当に可愛く、飼育していてよかったなと思える瞬間です。 

コオロギ・デュビア・ミルワームなどの生餌

私は、ベビーのときはヨーロッパイエコオロギのSサイズかレオパゲルを与えるようにしていました。成体となった現在はデュビアMサイズを与えています。 

ベビーも成体も1回の給仕で2~3匹程度の生餌をあげています。

コオロギは意外と顎の力が強く、レオパードゲッコーが噛まれて拒食してしまった過去があるので、以降はニシアフリカトカゲモドキ・レオパードゲッコーにはクロコオロギは与えていません。 

デメリットとしてコオロギは鳴くので、夜は少しうるさかったのと、噛みつかれて拒食の原因になる可能性があること・デュビアは少し臭いが気になりますかね。

それでも、生餌はそれ自体を自宅で繁殖できるので安価で長期間餌を蓄えられるという点では非常にメリットがあります。

後ほど生餌での飼育時に必要なサプリメントも紹介します。

レオパゲルなどの人工餌

生餌が怖い!虫を家に置いておくなんてできない!

という方にお勧めするのはこのレオパゲルです。

レオパゲルをあげるときは、チューブタイプのゲルをピンセットで1回に1cm程度の大きさに切って与えていました。 

研究・開発が進んでいるのか、私の飼っているニシアフ・レオパには常に食いつきが良く、非常に重宝しました。

 生餌と一緒に使うサプリメント

レオパゲルなどの人工フードは、それだけで必要な栄養素が取れるようになっていますが、などの生餌を与える際には、サプリメントを使用し、生餌だけでは不足しがちなカルシウムやビタミンを取り入れるようにしてください。 

カルシウムやビタミンが不足する事で、代謝性骨疾患という病気になる可能性があるので、健康な状態を維持するために、サプリメントは重要です。

サプリメントは、生餌にまぶしてそのまま餌として与えればOKです。 

水分補給

水分は常時セッティングしておくと良いでしょう。 

水置きに置いていれば適宜自分で飲んでくれます。 

また、湿度管理のために霧吹きで壁を濡らすと思いますが、その時に壁の水滴を舐めたりもします。それがまた最高にかわいいです!

温度管理

野生下でのニシアフリカトカゲモドキは、高温多湿の地域に住んでいるので、飼育下でも似たような条件を作ってあげる事が必要です。 

室温

室温は28度前後を保つと良いでしょう。 

私の飼育部屋では、ケージを置いている部屋自体が常時28度前後になるように設定しています。 

ケージだけを温める商品(例:暖突)や、部屋に簡易温室を作ってケージ内を温める方法もありますが、部屋自体を暖めるのがやはり一番簡単かなと思います。 

湿度

湿度は基本的には60%前後、脱皮前は80%程度を保ってください。

湿度を保つためにはウエットシェルターをケージ内に設置するのが一番簡単ですが、前回の記事にも書いたようにデメリットもあるので、私は使用していません。 

そのために、1日に何度か霧吹きを使用しケージの壁や床材に水を吹きかけています。 

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湿度に関する注意点

多湿の環境である事で、床材や排泄物にカビが発生する危険性があるので、注意してケージ内環境を観察することも必要です。 

ウエットシェルターにもカビが発生する事があるので、その時はきれいに洗う必要があります。

ケージ内の清掃

ケージ内を清掃するのは、排泄を確認した時です。 

あまり高頻度で掃除をしてしまうと、ニシアフリカトカゲモドキにとってストレスになると考えています。 

逆に排泄物をそのままにしていたら、カビの発生の原因になったり、いつの排泄物かわからなくなったりし、排泄間隔が正常かどうかの判断が出来なくなります。  

清掃しやすい床材を選択する事も重要ですね。 

おすすめはペットシーツです。

まとめ

今回はニシアフリカトカゲモドキを飼うための環境についての話をさせていただきました。 

どの項目も少しの注意で、安全快適な飼育環境を作ることができると思います!

ニシアフリカトカゲモドキは、本当に可愛く、日々の生活に癒しを与えてくれています。

注意点を守りながら飼育し、長生きしてくれたらいいですね! 

ニシアフリカトカゲモドキにおすすめのケージ

※レオパ用と書いてあるけど、ニシアフに使用しても問題ないです!

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