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【入門種】ヘビ飼いたい!ペットとして飼えるおすすめの蛇を5選!!

蛇をペットにしたい・・・

そんな一般的思考回路から外れてしまった人へ向けて、爬虫類飼育者がおすすめのペットとして飼える蛇をご紹介します!!

本記事でご紹介するヘビは以下の3点を基準として、おすすめしていきます。

 

・餌食い・・・良好>不良

・温度湿度・・・温度管理適当>温度管理しっかり

・サイズ・・・小さい>大きい 

 

飼い易さを基準位すれば上記3点がクリア出来ている種だと思います。

第1位 コーンスネーク

どのサイトや本を見ても、コーンスネークがトップで飼い易いヘビとしてあげられているのではないでしょうか。

私もコーンスネークが1番飼い易いヘビで初心者必見の入門種であることは間違いないと思います。

餌食い

ヘビは拒食をする生き物です。

拒食というのは、餌を与えても一切食べない状態のことを指します。

ヘビは本当によく拒食をします。拒食をし続けて餓死してしまう個体もたくさんいます。

それくらいメジャーな症状です。

よって、飼い主からすると、拒食だけはどうしても避けたいですよね。

コーンスネークは拒食をする個体はあまりいないので、初心者にとてもおすすめだと思います。

温度湿度

コーンスネークは北米産のヘビなので、アフリカや、オーストラリアなどの高温を維持しておく必要のある種ではないので、温度管理が楽です!

うちで飼育しているコーンスネークはパネルヒータなども使わずに日本の気候に合わせて飼育しています。

32度を超えず、15度を下回らなければ、温度はあまり気にしなくても大丈夫な種です。

湿度も適当で問題ありません。

サイズ

コーンスネークは100cm〜150cmくらいまで成長します。

数字だけで見るとかなり大きく感じると思いますが、基本とぐろを巻いているのでかなり小さいです。

そして、細いので大きく感じません。

ヘビの中では小型の部類に属すると思います。

したがって、そんなに大きなケージを必要としないので、初心者でも飼い易いサイズ感です。

60cm水槽があれば十分に飼育することが可能です。

私はコーンスネークを飼育していますが、以下のようなプラケースで飼育しています。

場所を取らないし、安いのでおすすめです。

総合評価

飼い易さの3点は、余裕のクリアです。

本当に飼い易いヘビNo.1ですね。

特にコーンスネークはかなり大人しい種類なので、ハンドリングが容易にできます。

噛まれることは滅多にありません。

この辺も飼い易いと言われているポイントなのかなと思います。

モルフもたくさんあるので、繁殖を目指すという面白さもありますよ。

最後に、デメリットはうんちがとても臭い。

第2位 セイブシシバナヘビ

画像引用;https://www.discovermagazine.com/planet-earth/watch-hognose-snake-fakes-death-in-most-overacted-way

第2位はセイブシシバナヘビです。

生息地がアメリカのヘビです。

ずんぐりむっくりした体型で、鼻先が尖っているヘビっぽくないヘビ。

顔の可愛らしさが特徴で、爬虫類が苦手な方でも可愛いと思えてしまうようなルックスが人気の理由だろう。

一般的に、コーンスネークに並んで飼い易いと言われているヘビです。

餌食い

拒食したりする個体も割といるみたいなので、餌食い良好の種とは言い難いですね。

拒食に注意が必要な種です。

口が小さいので、餌は小さめのピンクマウスや小さめのマウスが主食となります。

温度湿度

アメリカ産のヘビですので、温度はそこまで気を使う必要はありません。

25度〜30度前半くらいまでなら問題なく飼育できます。

個人的な意見ですが、28度をキープしていれば、良いかなと思います。

湿度も乾燥させすぎなかったり、湿気させすぎなければ問題なしです。

サイズ

体調50cm〜70cmのかなり小型のヘビなので、飼育スペースをほとんど必要としません。

横幅30cmのケージでも飼えるくらいスモールな種なので、おすすめです!

このようなケージで飼育することが可能です。

コーンスネークと同様で、非常にコスパの良いヘビです。

総合評価

大人しいヘビなので、ハンドリングもできます。

サイズも小さく、コスパも良い。そして、ズボラ温度でも飼える。

拒食さえ気を付ければ、飼育難易度はとても低い種ですので、初心者におすすめのヘビです!

最後に、実は弱毒を持っているので、あまり噛まれないように注意が必要です。笑

第3位 ブラジルレインボーボア

画像引用:https://bluedragonpets.com/are-brazilian-rainbow-boas-good-for-beginners/

厳つい大きなヘビを飼いたい!という方におすすめのヘビです!

本種はボア科に分類されるヘビです。

ボア科といえば、特定指定動物入りのボアコンストリクターです。

ボアコンと同じボア科ですので、厳つい見た目がとてもかっこよくて堪りません。

そして、名前にもある通り、光に当たると虹色に体表が光るので、非常に美しいヘビでもあります。

さらに、なんとブラジルレインボーボアは小型のボアなので大きくなりません。

厳ついヘビを飼いたいけど、まずは小さい種類から・・と言う方にお勧め!!

餌食い

本種は餌食いはほぼ心配する必要はないでしょう。

ブラジルレインボーボアは基本的に食欲旺盛なヘビなので、拒食に心配する必要がありません。

温度湿度

ブラジル産のヘビですから、ケージ内温度を暖かく保つ必要があります。

25度〜30度前半くらいの温度に設定する必要があります。

また、湿度も高めに設定する必要があります。

少し難易度が高いですね。

サイズ

体調は150cm〜180cmくらいまで成長します。

大人の人くらいのサイズには成長しますが、実際見てみると結構小さいです。

基本、とぐろを巻いていますし、数字は信用しない方が良いです。

また、ケージサイズは全長60cmくらいのものであれば、飼育は可能です。

90cmもあれば、余裕で飼育が出来ますね。

総合評価

餌食いが良いのが非常に良いですね。

やはり、食べてくれるのが1番安心です。

しかも、大人しい個体が多いので、ハンドリングも容易に出来ます。

ケージサイズも一般的な60cmサイズの水槽やケージで飼えるのであまり大きな設備を必要としません。

注意したいのは、温度湿度の管理だけですね。

第4位 アオダイショウ

画像引用:https://mameo.ocnk.net

日本に生息しているとてもポピュラーなヘビです。

よく畑や田んぼで見かける一般的なヘビと思われるかもしれませんが、よく見ると結構体色が綺麗で顔も大きく、非常に美しいヘビです。

アルビノやクナシリブルーやエゾブルーなど、いくつかモルフも存在しており、コレクション性も高い品種でもあったりします。

クナシリブルーの実物を見たことがありますが、まるで沖縄の海のような色をしていて、本当にアオダイショウなのか?と疑問を抱いたくらい綺麗でした。

餌食い

餌食いは微妙なところですね。

アオダイショウは国産のヘビの為、WC個体が結構出回っている為、拒食する個に出会うリスクも高いです。

CBであれば、拒食のリスクは減りますが、長年の累代でCB化が進んでいる訳ではないので、拒食の注意が必要です。

関連記事:【爬虫類飼育】WC個体とCB個体って何?どちらがおすすめ?違いについても解説

温度湿度

日本産の個体ですから、特に温度管理に気をつける必要はありません。

ただし、冬場は冬眠をしてしまうので、暖かい部屋で管理するほうがベストです。

冬眠させる手もありますが、冬眠は仮死状態である為、春先にこの世に戻ってこないリスクもあります。よって、ペットとして飼うなら、冬眠はリスクが高いです。

サイズ

サイズは150cm〜200cmです。

国産のヘビの中では大型に部類されるヘビです。

同じナミヘビのコーンスネークよりは大きくなります。

60cmケージ、もしくは90cmケージで飼育するのがベストです。

総合評価

日本のヘビなので、ズボラ温度管理でも飼えるのが大きなメリットですね。

そして、最近は品種改良が進み、モルフが増えてきているので、ペットスネークとしてかなり優秀な種になってきています。

初めてのヘビがアオダイショウってのもなかなか渋くておすすめですよ。

第5位 カーペットパイソン

画像引用:https://startsat60.com/media/news/carpet-python-brisbane-australia-verandah-bird

ニシキヘビはどうですか?

ニシキヘビの中では初心者におすすめの種だと思います。

結構サイズは大きいですが、かなり格好良いヘビなのでおすすめです!

関連記事:カーペットパイソンはペットにおすすめの蛇!!魅力と飼いやすさについて

餌食い

餌食いはびっくりするくらい良いです。

餌代がかかりすぎるくらい食べます。

拒食などの心配は不要と考えて良いと思います。

飼育環境

オーストラリア産のヘビですので、高温をキープする必要があります。

28度〜30度前半くらいで設定します。

一方、湿度はあまり気にしなくても良いので、ある程度の湿度であれば問題ありません。

サイズ

カーペットパイソンは結構巨大化します。

250cm〜300cmくらいまで成長するので、ちょっと覚悟が必要です。

逆を言えば、一般家庭で飼育出来る最大サイズのヘビかなと思っています。

3メートルを超えると流石にね・・・

カーペットパイソンは90cmケージ、もしくは120cmケージで飼育するのがおすすめです。

総合評価

餌食いの心配は本当にないので、そこは本当にお勧めできます。

巨大化するデメリットもありますが、この大きさが堪らないというメリットでもあります。

初めて飼うヘビにカーペットパイソンは少し考えてからお迎えしたほうがいいかもしれませんね。

本当に大きくなります。

そして、咬む個体が多いです。笑

まとめ

いかがでしたでしょうか?

こちらの記事を執筆した目的は、よくある入門種ランキングに疑問を抱いているからです。

ネットや本などで、飼い易いヘビとしてランクインしている生体が、実は飼育難易度が高い種もランクインされたりしています。

例えば、ボールパイソンなど。

ボールパイソンは温度湿度の管理にかなり気を使い、さらに拒食も多いヘビなので、飼育するのが難しいです。

では、なぜそのような種が入門種として取り上げられているのか?

理由は正確にはわかりませんが、恐らく知識のない人が、有名な種類や個体価格の安い種を書き連ねているだけだからではないかと思います。

このように、誤った情報を鵜呑みにし、初心者の飼育者が痛い目に遭わない為、飼育者の視点からおすすめのヘビを紹介させてもらいました。

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